インターネット活用塾 4.CGIのカスタマイズ


CGIのカスタマイズ(基本と概要)

    CGIをカスタマイズすることにより、デザイン、動作などお望みのプログラムを容易に作成することが出来ます。
Perl全体を理解し、ソフトを開発するまでにはそれなりの勉強が必要です。
フリーやシェアウェアを改造できるようになることで、お望みのソフトを手に入れることができるかもしれません。

1.カスタマイズの手順
CGIをカスタマイズする手順は以下の(1)〜(4)になります。

一見、LOCAL(PC)での動作確認が必要無いように思われますが、CGIは容易に修正できる反面、重大なエラーを発生させる可能性もあります。LOCAL(PC)であれば、無限ループに陥った場合であっても、直ぐに再起動させることが出来ますが、サーバーをダウンさせると復旧作業も大変です。ホームページの表示が停止したり、サーバーの共用者、サーバー管理者など多くの方に迷惑をかける可能性があります。このような事態に陥ることの無いよう必ずLOCAL(PC)で動作を確認後、サーバーへ転送しなければなりません。

(1)メモ帳やエディタで編集する
Windowsのメモ帳やワードパッド、Perl専用の開発ソフト、エディタなどで開発します。

メモ帳はデータ量が限られており、大きなCGIの修正は出来ませんが、テキストデータのみを取り扱うことが出来ますので、まずは、メモ帳でCGIをカスタマイズしてみましょう。
(2)LOCAL(PC)で動作を確認する
ANHTTPDを起動し、ブラウザのURL欄にhttp://127.0.0.1/・・・/○○.cgiと入力して実行、正常に動作することを確認します。

ANHTTPDのダウンロード等はこちら
PerlのPCへのインストールはこちら
(3)サーバーに設定・設置
動作確認が出来たCGIをサーバーに転送します。
転送したCGIファイルのアクセス権を設定します。

WEBサーバーへの設定・設置方法はこちら
(4)サーバーで動作を確認する
ブラウザからCGIのURLを入力し、WEBサーバーでも正常に動作することを確認します。

2.CGI編集の基礎
(1)スペースなど
CGIを編集する時に、スペースやタブ、改行などに注意しましょう。
スペースは文字ですので、空ではありません。
例えば、
 print "あいうえお";
は動作しますが、
 print "あいうえお";■
 (■はスペース)
はエラーになります。
スクリプト内のタブや改行は無視されますが、''シングルクオート間などに混入するとエラーになる場合もあります。

(2)CGIファイルの保存
CGIはテキストファイルでなければなりません。
Windowsのメモ帳や開発専用ソフトでは自動的にテキストファイルとして保存されます。

ワードパッドやWordなどで編集した場合、画面上がテキストデータであっても、通常どおり保存するとレイアウトや文字フォントなどテキストとは別のデータが一緒に保存されてしまいます。
このようなテキスト以外のデータが混入したファイルはCGIとして実行することが出来ません。

(3)半角英字やコマンドに注意!
分からないコマンドは修正したり、削除するのは危険です。
また、半角の記号はPerlのコマンドと判断されてしまう場合がありますので注意が必要です。
(半角の記号を出力したい場合は、次ページをご覧願います。)



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